子どもに釣りをさせてあげたいけど、旦那もあんまり釣りに詳しくない。
そんな時は旦那さんをあてにせず、自分でやり方をマスターしちゃいましょう!
釣りは子どもに食育、自然体験、危機察知能力などなど、いろんなことを勉強させることができます。
親がやり方が分からないからさせないというのはとてももったいないので、この記事を読んでぜひチャレンジしてみてください!
自然を甘く見ない
サビキ釣りの説明をする前に、絶対にこれは守ってください。
親もつけてください!
子どもが海に落ちて助けに行くときに親が死んでしまうことになります。
ライフジャケットはそんなに高いものじゃありません。
たった数千円で家族の命が守れるなら安いものです。
サビキ釣りって何?
サビキ釣りは子供から大人まで楽しめる王道の釣り。
小さいころ親に連れて行ってもらったことがある人は多分サビキ釣りをしてるはず。
サビキ釣りはサビキという仕掛けを使った釣りです。
私の分かりやすい絵で描くとこんな感じ。
メインの仕掛けは名前の通りサビキ。サビキはちょっと飾りがついた針がたくさんついている仕掛け。
コマセという餌をエサカゴに入れてまき散らして、食べに来た小魚が間違って針を食べることで釣れます。
簡単に説明するとこういう釣りです。
サビキ釣りはもっともポピュラーな釣りですが、仕掛けが難しいという欠点があります。
サビキ釣りでよく釣れるのはこんな魚たちです。
- アジ
- サバ
- イワシ
- カサゴ(仕掛けを底に落とすと)
サビキ釣りで使う道具
使う道具はこんな感じ。
メインの道具たち
- 竿
- リール
- サビキ
- コマセ(エサ)
- 餌カゴ
いつもこんなに準備してくれてたの…素敵…
これは全部自分でそろえた場合の道具たちです。
今は便利な時代で、サビキ釣り用の道具がセットになったものもたくさん売られてます。
例えばこれ。
これとエサがあればすぐに釣りができます。
エサは手につくと臭くなるので、チューブタイプが便利!
紹介した道具も数回は使えるかもしれませんが、使い捨てくらいに思っておいた方がいいかもしれません。
あると便利なもの!
他にも釣りをする時にあれば便利なものがたくさんあります。
- 魚つかみ
- ジップロック
- タオル
- バケツ
- ハサミ
- クーラーボックス
1.魚つかみ
魚のヌルヌルは臭いし、洗ってもなかなか落ちません。
なので、魚つかみを使うとかなり便利です。
また、毒がある魚が釣れた時にも魚はさみがあれば安全に針を外すことができます!
2.ジップロック
魚を持って変える時、クーラーボックスに直接入れると帰って洗わないといけません。
ビニール袋に入れてクーラーボックスでもいいですが、魚のヒレなどですぐに破れます。
ジップロックなら強度も問題ないし、しっかり閉じれるので匂いが漏れることもありません!
匂いが漏れない!
3.タオル
手を拭いたり、道具を拭いたりで使います。
きれいなものを拭く用と汚いものを拭く用の2枚があると便利!
4.バケツ
釣った魚を生きたまま入れておくための道具です。
釣った魚を家で食べる時は血抜きをした方が圧倒的においしいです。
血抜きをするときにバケツの水が必要です。
※血管を切っても空気中だと乾燥してすぐ止まっちゃいます。
エラをハサミで切って、水につけておけば血抜き完了です!
おいしい刺身が食べられます!
ロープがついてるタイプじゃないと、釣り場で海水をくめません。
このバケツなら、ハサミ、魚つかみをセットで持ち運べます。
魚から針を外す時も竿を地面に置かずに立てておくことができます。
5.ハサミ
血抜きをするときに使います。
人が少ない釣り場では頭を落として内臓も処理して帰れます。
常識の範囲内で自己責任で行いましょう!
6.クーラーボックス
夏場に釣りに行くときは必須です。
半日釣りをするくらいなら安いクーラーボックスでも特に問題ありません。
真夏の炎天下で1日はさすがに無理です。
というより人間の方が先にダウンするのでやめときましょう。
旦那が使ってるのはこれ!
2000円以下の激安クーラー!
旦那にもお気に入りで5年くらい使ってます!
足元で釣れない時に必要な道具
足元で釣れないときは少し遠くに投げてみましょう!
その時に必要なのが、ウキです!
ウキを取り付けるためにもいくつか必要な道具があります。
- ウキ :浮く
- ウキ止め:糸やゴム管でできてる。ウキをこれ以上動くな!とする道具
- シモリ玉:穴が開いたプラスチックのボール。市販のビーズでもいい。
シモリ玉がウキの動きを制限する…
言葉で説明するより、図でみた方が分かりやすいよ!
こんな感じで取り付けます!
仕掛けが複雑になるけど、これもセットが売ってあるのでそれを買えば問題なし!
もし、シモリ玉、ウキ止めをつけないと…
こうなります。
仕掛けが無限に沈んで底に引っかかっちゃう!
子どもに釣らせてあげるためのポイント!
子供たちには何とか釣らせてあげたいですよね。
そんな時はこの条件を意識して釣り場所を探してみましょう!
本当でした
- 薄暗い時間を狙う
- なるべく人が多い場所を選ぶ
- エサはケチらずまく
1.薄暗い時間を狙う
釣り用語でマズメという時間帯です。
動物は人間と違って時計に従って生活していません。
なので、太陽が昇ったら1日行動する栄養をとって、沈むころに夜の間の栄養をとります。
その時間帯がマズメと呼ばれる薄暗い時間帯です。
日が昇ったらもうマズメは終了なので、想像しているよりもっと暗い時間がマズメです。
ほぼ夜。
昼間の10倍以上釣れるので、これは確実に意識しましょう!
朝マズメに釣りをする時は、子供たちは寝かせたままで釣り場に行ってます。
マズメになったら起こして一緒に釣りをしています!
2.なるべく人が多い場所を選ぶ
人が多い=よく釣れます。
よく釣れるから人がたくさん来るんです。
だから、人が多い場所に突撃しましょう!
ただ、釣り人のマナーがあるので、その辺はネットで予習してからいきましょう。
一番大事なことは、隣の人に声をかけてから釣りを始めることです。
初めてなんで迷惑だったら言ってくださいね
これを言って嫌な顔をされたら、確実に嫌な人なので別の場所に行きましょう!
変な人と関わってせっかくの遊びを台無しにしないためにも大事。
と旦那に言われて
と納得しました。
3.エサはケチらずまく
サビキ釣りはエサで魚を寄せてきます。
ケチらず餌をたくさんまいて魚を集めましょう!
そういった意味でも人が多い釣り場で釣りをすれば他の人も餌をまいてくれているので、たくさん魚が集まってきやすいです!
狙いの魚が釣れない時は…
深く沈めて根魚を狙ってみましょう!
カサゴやベラ、メバルなどなど。
どれもおいしい魚だけど、食べられるサイズを釣るのが難しい。
食べられるほど大きい魚は連れないかもしれないけど、何かしら魚が釣れてバケツに入れてあげれば子供たちは大喜びします。
そして、何よりも釣り場の自然を一緒に楽しみましょう!
フナムシが気持ち悪いという話をしたり、波がザバザバなってるのを観察したり。
小魚が泳いでるのを探してみたり。
子供に釣らせてあげられるのが一番だけど、釣り場に行くだけでもとても貴重な経験です!!!
まとめ
釣りの基本中の基本、サビキ釣りについて解説してみました。
他にももっと簡単に楽しめる釣り方もたくさんあります。
- 穴釣り
- キス釣り
- アジング
そちらについても要望があれば書いてみたいと思います。