筋肉をつけると身長が伸びないは間違い!?子供に筋トレをさせないのは間違い?

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筋肉をつけると身長が伸びない

昔から言われている言葉です。

私も子供に筋トレさせ過ぎたら身長が伸びないんじゃないかと心配でした。

この話を旦那に否定されたので、なぜそんな迷信が生まれたのかを旦那に記事にしてもらいました。

 

結論から書いておくと、

筋肉をつけると身長が伸びないは迷信。
キツネ
ここまで言い切っていいの…?

 

子供が筋トレさせるか迷っている人は参考にしてください!

目次

筋肉をつけると身長が伸びないという迷信ができた理由

迷信ができた理由は主に2つあります。

  1. 身長が低い人は太く見える
  2. 成長期が終わると筋肉がつく

 

1.身長が低い人は太く見える

普通に分かることなんですが、短いものは太く見えます。

逆に長いものは細く見えます。

バスケットボールのNBA選手は細く見えます。

サッカー選手の方がムキムキに見えます。

これは身長の差のせいです。

サッカー選手とNBA選手が一緒に移った写真を見れば一目瞭然です。

キツネ
細く見えるNBA選手があそこまでムキムキだったなんて…

つまり、身長が伸びなかった人は太くムキムキに見えやすい傾向があります

 

2.成長期が終わると筋肉がつく

キツネ
え?成長期に筋肉がつくんじゃないの?

そういうイメージがあるんですが、実は成長期が終わった後の方が筋肉がつきやすいです。

色んなスポーツ選手を見れば分かりますが、高校生よりも大学、プロの方がムキムキになっている人が多いです。

それは、筋肉をつけるために必要なことが関係があります。
※詳しくはページの後半で解説します。

そのため、若いうちに身長が伸びなくなった人は他の人がまだ成長期で筋肉がつきにくい時期にムキムキになっていきます。

 

 

この2つの理由によって、身長が伸びなかった人(成長期が早く終わった人)はムキムキになるのが早いし、(身長が低いので)ムキムキに見えることになります。

これが原因で、

筋肉をつけたせいで身長が伸びなかったんだ

筋肉をつけると身長が伸びなくなる

という迷信が生まれたというわけです。

本当は逆です。

身長が伸びなくなった(成長期が終わった)から筋肉がついただけなんです。

 

 

↓ここから下はなんで成長期に筋肉がつきにくいのか、どうすれば筋肉がつくのかについて書いてあるだけなので、子どもがスポーツをしてる人、将来スポーツで活躍して欲しいと思ってる人以外は飛ばしてもらっても大丈夫です。

成長期に筋肉をつけるには

筋肉をつけると身長が伸びなくなるは迷信だと分かったところで、どうすれば成長期に筋肉をつけられるか考えていきましょう!

筋肉は無駄なもの

まず、大前提としてムキムキの筋肉は生命を維持するためには本来不要なものです。

野生動物の力がすごいのは、生命活動に必要だからです。

人間が生活する上でムキムキの筋肉は不要です。

なので、エネルギーを取らないと、一番不要な筋肉を分解してエネルギーを作り出します。

筋分解というやつです。

そのため、成長期に割り当てられる栄養は筋肉の成長(太さ)が一番後回しになります

キツネ
じゃあ、どれくらいの栄養を取れば筋肉をつけられるの?

 

成長期に必要な栄養

年齢別基礎代謝量を調べてみました。

基礎代謝とは必要最低限のエネルギー

生命維持+発育(身長の伸び)に使われます。

年齢別の表はこんな感じになっています。

年齢(歳) 体重(㎏) 基礎代謝(kcal)
1~2 11.25 680
3~5 16.3 870
6~7 22.0 950
8~9 22.7 1095
10~11 35.95 1295
12~14 48.25 1465
15~17 55.8 1460
18~29 57.4 1320
30~49 60.55 1345
50~64 60.9 1295
キツネ
これだけ見てもよくわからん。

体重当たりの基礎代謝量に直してみましょう。

年齢(歳) 基礎代謝(kcal/㎏)
1~2 60.4
3~5 53.4
6~7 43.1
8~9 39.5
10~11 36
12~14 30.4
15~17 26.2
18~29 23
30~49 22.2
50~64 21.3
キツネ
産まれてからずっと下がってる

体重当たりの基礎代謝は加齢によって下がっていきます。

小さい頃は体の成長(身長の伸び)にエネルギーの多くが使われてます。

成長期が終わると、体を維持するためのエネルギーとして使われます。

そして余ったエネルギーを筋肉(太さ)に使うというわけです。

キツネ
成長期の基礎代謝すごい

基礎代謝だけじゃない

そして、1日で消費されるエネルギーは基礎代謝だけではありません。

中学生、高校生であれば通学、体育、部活と運動により消費されるカロリーも社会人の比ではありません。

当時の運動量
  • 砂浜ラン8㎞
  • 800m走×10本
  • 階段ダッシュ100段(1段ずつ、1段飛ばし、2段飛ばし、何段飛ばしでもOK)  ×それぞれ10本ずつ
  • おんぶ階段ダッシュ ×10本
  • 坂道ダッシュ
  • バスケのきつい練習もろもろ

この練習が終わった後に海で泳いでました。

パパ
2度とこの頃の練習はしたくない

 

もちろん、バスケでは体重も重要な武器になるので、太ろう(筋肉をつけよう)と努力をしていました。

当時の食生活を書いてみました。

当時の食生活
  • 朝:米2号、納豆3パック、卵2個、牛乳1杯
  • 2限目:おにぎり3個
  • 昼:米1号、肉メインのおかず
  • 部活前:おにぎり2個
  • 部活後:プロテイン1杯
  • 夕食:米4合、肉中心のおかず
  • 寝る前:プロテイン1杯

 

これだけ食べても大した筋肉がつかなかったので、僕は摂取カロリーが足りていなかったということです。

 

成長期に筋肉をつけるのは難しい

もの凄い基礎代謝、運動による莫大な消費カロリーのせいで、余分なカロリーを残すのはとても難しいです。

多分普通の食事では厳しいものがあると思います。

特に、持久力が必要なスポーツは消費カロリーが大きくなる傾向があります。

 

そんな時に栄養を補助してくれるのがプロテインです。

カロリーをカットしたものではなく、しっかりとカロリーがあるプロテインを選びましょう。

WPIよりもWPCの方が資質や糖質が入っていて、成長期のタンパク質、カロリー摂取にはあっています。

※牛乳でお腹を壊す人はWPIにしましょう。

僕の食生活を見てもらえばわかると思いますが、1日に2回はプロテインを飲んでいました。

ただ、20年前はプロテインは高価でそんなにバンバン飲めるものではありませんでした。

なので1日2回に抑えていたというのが正直なところです。

 

ただ今は、コスパのいいプロテインがたくさんあります。

中高生が飲むべきプロテインは質より量です。

とにかく安くて何回も飲めるようなものを選ぶようにしましょう!

 

理想は3時間に1回はプロテインを飲めるようにした方がいいようです。

もうすでに有名ですが、マイプロテインはとてもコスパがいいです。

キツネ夫婦も毎日何杯も飲んでます。

※2025年時点ではマイプロテインは最安値ではなくなっています。

 

  • エクスプロージョン:2470円/1kg
  • 武内製薬:3330円/1kg
  • マイプロテイン:3400円/1kg
  • SAVAS:4000円/1㎏

若い子の平均身長が伸びてる要因

今の若い子の体型を見ると、身長が高い子が増えています。

これは人間が進化しているわけではなく、栄養がたくさん取れるようになったことが要因です。

戦後の人たちが身長が低かったのは十分な栄養が取れていなかったからなんですね。

そのため、子供にしっかりとした栄養を取らせることで、遺伝の限界までは身長を伸ばせるというわけです。

栄養はしっかり取らせてあげるようにしましょう!

逆に筋トレすると身長が伸びる?

ある研究では筋トレや運動で骨に縦方向の刺激を与えると身長が伸びやすいという結果がでているようです。

キツネ
縦方向というと、ジャンプ?

ジャンプもそうだし、走るだけでも縦方向の刺激が加わります。

なので、身長が伸びて欲しいのであれば、よく運動して骨に刺激を与えましょう!

キツネ夫婦は2人とも身長が高いのですが、嫁はバドミントン、僕はバスケットボールをしていました。

そして何より、中学校に入るまで21時以降に寝ることが珍しいくらいよく寝ていました。

一番はよく寝ることかもしれませんね!

 

まとめ

筋肉をつけると身長が伸びないという迷信は全くの逆!

筋肉をつけたから身長が伸びなくなった

じゃなくて、

身長が伸びなくなったから筋肉がつく

ってこと!!!

 

逆にガンガン運動して、栄養を取って筋肉をつけていきましょう!

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